カルチャーメディア「QETIC」が企画するアート展<our market curation by qetic>が、マーチエキュート神田万世橋「JAPAN ART BRIDGE」にて11月9日(木)から11月21日(火)まで、13日に渡り開催。初日9日には音楽+ライブペインティングなどを楽しめるレセプションパーティーを実施。
QETIC企画<our market>
<our market>=“わたしたちの市場”とは、価値づけられた市場ではなく、私たちがこの場所から作りだす市場。その可能性をクリエイションする場である。時代時代で生まれるカルチャー、発信されるトレンド。それらが永く続くことで形成される文化や伝統、風習。そのどちらにもストーリーがあり、またそれらが合わさることで新しい価値となり、そして次の時代へと紡がれていく。<our market>を通してアーティスト、クリエイターが生みだす作品、そこに宿るストーリーを知ってもらう機会に。そして個人にとっての問いや気付きへの発見、クリエイションの世界とその周りにあるカルチャーに触れることへの楽しさを届けていきます。
新進気鋭の作家が集結!空間を日々アップデート、ライブ感ある企画展
メディアQETICでは日々、自身の表現を追求しアウトプットするアーティスト、クリエイターをフィーチャー。今回はこれからのアート、クリエイティブシーンに存在感を示す複数の作家が参加します。
前田豆コ
幼少期にモダンジャズ、ジャズダンスをやっていた経験から“身体”や“身体の動き”といったことへ関心を持ち、そこが創作活動の原点に。現在、イラストレーター、アーティストとして国内外で注目される彼女の作品は、身体の伸縮における“シワ”や“フォルム”をユーモア溢れるタッチとカラーで表現している。柔らかさとインパクトが共存するその独自のスタイルはとにかくクセになる。
大野キャンディス真奈
彼女は映画監督から派生した物語のあるドローイングを中心としたアート作品や映像作品、ファッションアイテムのデザインなど溢れるアイデアを次々と作品に落とし込む。映画監督である彼女は、自身のバックグラウンドを活かし、映画を絵で表現する「映画絵画」という現代アートを制作。絵の中でアニミズムからインスピレーションを受ける彼女の作品にはポップさと奇妙さを兼ね備えたような生きものが描かれる。それは日常で捉える感情と自身の経験を表すメタファーのような、オリジナリティあるストーリーを感じさせる。
hacumai(白米)
ボディペイントを中心とした彼女のクリエーションは、ただ被写体を“人”にしているということではない。「循環と解放」をテーマにする彼女の作品は、その人物の好きや嫌い、ある種コンプレックスのような、そのもの自身が纏うエネルギーや言葉にならない繊細な空気感を、彼女自身のフィルターを通し、一つの作品として表現している。またそれは、彼女自身の人との繋がり、人を愛するための表現であり『言葉のない会話』と呼ぶこの行為そのものが表現となって、作品となる。
スペシャルなイベント実施も。本企画展<our market>では、初日の夕刻より、彼女たちによるライブペインティングの実施を予定。また、在廊中は、直接作品について話を聞くことも可能。そして、彼女たちのアイデア爆発で、突発的かつ実験的にイベントが起きる可能性も! 彼女たちのSNSやQETICでポップアップなイベント情報を発信していくのでぜひチェックを。
陶器を使ったプロジェクトPEOPLEAPのプロダクトなど、展示販売
伝統工芸を使った新しいプロダクト表現をプロジェクト化したPEOPLEAPより、さまざまなクリエイターがデザイン、プレイリストが納められた7インチレコード型のお皿シリーズがズラリと展示販売。その他、陶器ブランドTALKY発の食器、TALKYメンバーの新ブランド遊びを表現した「kiti」からキャップ型の計量スプーンなど新作も並びます。
PEOPLEAP + TALKY
PEOPLE × LEAP = PEOPLEAP(ピープリープ)。7inchレコードを模した、中央に穴の開いたお皿。『THE SWEETEST TABOO』 SeriesからSEASON1に続き長崎県波佐見焼「藍染窯(あいぜんがま)」製造によるレコード皿と岩嵜紙器製造によるボックスセットを制作発売。
様々なジャンルから集結したプレイリスターがプレイリストを制作し、そのプレイリストからインスピレーションを受けたグラフィックデザイナーがレコード皿の盤面をデザインします。裏面に印字されたQRコードによりストリーミングが可能。
アパレルをバックグラウンドとする3人が、プロダクトのもつ可能性をビースティーボーイズ直撃世代の新解釈で提案する、ミンゲイプロジェクト「TALKY」。伝統と先端技術のスクラッチによる新しい解釈のプロダクトを提案。また、TALKYのメンバーが立ち上げた新ブランド「kiti(キチ)」。日本語の(機知)(既知)(基地)(吉)など、言葉から生まれる楽しい物を作る遊びを表現している。
会期
2023年11月9日(木)〜11月21日(火)
東京都千代田区神田須田町1丁目25−4 マーチエキュート神田万世橋
https://japanartbridge.com/
展示会場:JAPAN ART BRIGDE S1、N3区画スペース
2023年、旧万世橋駅跡地のスペースがアート体験ができるスペースに刷新。
暮らしに馴染むアート体験を。社会をつなぐ媒介として“暮らしに馴染むアート体験”を提案。アート体験を媒介に、社会の多様な関係性を見つめ直し、つながりを大切にする社会を目指す場。
Coffee&Drink、DJ
Drip Out Coffee @drip_out_coffee
Gecko/SHUTA @drop_out_gecko
CLIENT
JAPAN ART BRIGDE 様